小樽の坂スケッチ 2016.1
小樽の坂と港に魅せられて大分歩いてスケッチし、それをブログに載せて楽しんでいる。
2015年8月、そこに載せたスケッチの中から130枚ほどを小樽文学館主催の「小樽・坂道物語」展に展示した。
これを機会に今までの分をまとめてみた。
ブログではその日歩いた順序で日記風に記事にした。
ここでは、描いた日や順序は無視し、大雑把に地域別に集めてみた。
小樽の地形は、南の札幌・銭函から北の高島岬へ向かって伸びている。
内陸部分のいくつかの山から、港に向かって大きい5個ほどの沢(マップの棒線)ある。
沢の底だった辺りに市道、道道、生活道路が港に向かって坂が走り、それらに交わる形の坂が無数にある、という興味深い街・町である。
以下まとめるにあたって、大まかに、1.〜8.に分けて記述する:
1.小樽駅に近いところ(マップの1,2) | 2.浄応寺・色内・手宮近辺(1,2) |
3.長橋・清水町方面(3) | 4.末広・手宮公園・高島(4) |
5.水天宮近辺(5) | 6.南小樽の山側:奥沢・潮見台、宗円寺(6) |
7.入船・最上町・松ヶ枝町(7) | 8.小樽築港・朝里・銭函(8) |
という順に辿って見る(グーグル地図を借用)。
小樽市のマップ
1.小樽駅に近いところ(マップの1,2)
船見坂:上から 船見坂:下から
富岡の路地坂 富岡から国道への坂
富岡の階段から色内小学校方向 左の絵の左上の無量寿寺下の階段坂
2.浄応寺・色内・手宮近辺(マップの1,2)
小樽駅前歩道橋から見た浄応寺方向 色内小学校前の坂
浄応寺前の下り坂 その1本港側の十間坂
十間坂(下から) 浄応寺の坂の脇道の坂(石山町)
3.長橋・清水町方面(マップの3)
長橋十字街から清水町方向 左の逆、:上から見た長橋十字街方向
清水町の丘からジャリ坂道と港 狭い急な坂
梅ヶ枝町の下り坂 清水町の下り坂
この辺りの景色を並べて見た:向かいは末広町や清水町の壁
視線を右に向けると港も見える
4.末広・手宮公園・高島(マップの4)
末広町から清水町方向 末広町の丘から梅ヶ枝町方向
手宮公園前の坂(通称:はげましの坂)
中央の左の線は十間坂、右は浄応寺の坂
高島稲荷坂:下は高島漁港 高島の町から手宮公園方向へ向かう坂
厩(うまや)会館前の坂 その近くの階段坂
5.水天宮近辺(マップの5)
水天宮からの外人坂と港 水天宮から南方向への急坂
堺町の観光街からの見晴らし坂(出世坂) その先の海宝楼前
水天宮から西へ下りる坂 水天宮から山田町へ
旧寿原邸前の階段坂
6.南小樽の山側:奥沢・潮見台・宗円寺(マップの6)
五百羅漢で有名な宗圓寺前から 少し上から
好きな場所で何度か来ている。中村善策もこの辺りからの作品を残している。
潮陵高校の近くにある坂 右はその奥近くの民家の坂
右の坂は偶然見つけたが、家の人が花畑の片付けをしていて、「花を持っていかないか?」
と言ってくれたが、札幌から来てスケッチの途中のため折角ですが...と丁寧に断った。
冬など大変そうな場所で今でも元気に花を作っているだろうか...
奥沢の奥から港方向の坂 通称聖が丘と言われた丘からの坂
住吉神社裏から入船へ向かう住ノ江の坂の、上からと下から
7.入船・最上町・松ヶ枝町(マップの7)
入船の銭湯脇の坂 旧医院脇の階段坂
入船十字街近くにある私設博物館「我楽古多」前の坂
最上町天狗山下の千秋通り 松ヶ枝町の脇道坂
松ヶ枝町の坂 左と同じ場所
左は2010年に描いていたがすっかり失念。2015年秋この坂を下から見て、描きたくなったが
夕方で諦め次回ここを目指して再訪したといういわくつきの思い出の場所。
入船町の坂 左とほぼ同じ場所の三叉路坂
入船の丘からバス通りへの坂
8.小樽築港・朝里・銭函(マップの8)